食の循環 〜生ごみを堆肥に、そして食品へ〜
 
←BACK    

  循環型社会の形成に貢献するにあたり、弊会は今年3月に食品ロスをテーマにした「エコサミット 2022」を開催いたしました。
  今月は生ごみから堆肥をつくる活動を行っている目黒区の「こまばリボンクラブ」を取材させていただきました。

   生ごみを各家庭で予備発酵したものを持ち寄ります。
予備発酵とは生ごみを種菌(一次発酵済みの堆肥・
おが粉・米ぬか)に混ぜて発酵させたものです。

予備発酵したものを計量します。
計量したデータは記録されています。
 

発酵処理機「りぼんちゃん」に
予備発酵したものを入れていきます。
   加熱せず攪拌のみで温度を高めて発酵させていきます。

処理機の温度が上がってきました!
 ガムテープに書いてある数字(76)が目標の温度です。   

76度になりました!
病原性細菌が死滅する温度です。
ここまで約50分でした。

出来立てホヤホヤの堆肥が登場しました!
しかしまだ完成ではありません。

  出来立ての堆肥を二次発酵のヤードに運びます。
二次発酵の天地返しです。
出来立ての堆肥はここで数か月を過ごします。
作業に慣れない筆者にこまばリボンクラブのみなさまから
温かい御指導をいただきました。

お土産に完成した堆肥をいただきましたので
さっそく育てている茶綿の鉢に入れました。
”よく育ちますよ!”と聞いていますので
今後が楽しみです。

できた堆肥を使用してできたイチゴから
こまばリボンクラブの方がジャムを作られていました。
生ごみが食品として見事に再生されています!
   

過去の活動の一部をご紹介いただきました。
このページに書ききれないほど多くの活動をされていました。
食の循環を実践しているこまばリボンクラブのみなさま
貴重な体験をさせていただきありがとうございました!
ご覧のみなさまも見学されてはいかがでしょうか。