第2回めぐろエコサミットin2019
      
めぐろから発信「プラスチック事情」
   
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 昨年の実績を踏まえ、第2回めぐろエコサミットin2019を開催いたしました。お忙しいところ多数のご出席をいただき、スタッフ一同感謝いたしております。テーマは、海洋投棄等による各地のプラゴミの浮遊や堆積、マイクロプラスチック等の生態系に及ぼす影響など深刻な問題となっているプラスチックについてです。まず、足元の現状を知り、様々な立場から議論を深めたいと考え、この企画を立ち上げました。時間不足で議論が深まらない面もありましたが、継続的課題として取り組んで参りたいと思います。皆様のご協力とご支援に感謝申し上げます。
主 催:めぐろ環境マネジメントシステム研究会     
共 催:目黒区
後 援:エコライフめぐろ推進協会
協 賛:東京商工会議所目黒支部環境委員会
     目黒区産業連合会
     東京目黒ロータリークラブ
日 時:平成31年2月13日
会 場:中目黒GTプラザホール
ご協力:法政大学 キャンパスエコロジーフォーラム
      東京商工会議所目黒支部         

                 次   第
 主催者挨拶  めぐろ環境マネジメントシステム研究会相談役
           小熊 章
 共催挨拶   目黒区区長 青木 英二
 活動報告    HP担当  上田 英代
 第1部(講演) 目黒区環境保全課 佐藤 欣哉
   休憩
 第2部(講演会 質疑応答)
         日本プラスチック工業連盟専務理事
         岸村 小太郎様
 閉会挨拶    会員 熊谷恭昭


めぐろ環境マネジメントシステム研究会会長
加藤がインフルエンザのため、急きょ相談役小熊が、
主催者側挨拶です。目黒区からの配布資料の
しろくまフロート君を使って地球温暖化防止対策としての
ゴミの分別、減量化にもマネ研は取り組んで参りました。

共催の目黒区長様よりのご挨拶です。まずクイズから始まり、
箱根駅伝を例にとって連携プレーの重要さを話され、
次に清掃工場が建て替え中であり、MGR100の
説明と皆さまへの協力要請がありました。
 

めぐろ環境マネジメントシステム研究会のこれまでの活動と
エコサミット開催の趣旨を述べました。

環境保全課課長の佐藤氏より、これまでの目黒区の取組、
環境省の方針、富山県での取組の紹介がありました。

日本プラスチック工業連盟専務理事 岸村様から、
プラスチックの歴史、現在の課題、将来へ向けての研究中の
事柄などの講演がありました。

司会の大田の進行により、
質問一つ一つに丁寧にお答えいただきました。

2018エコまつり実行委員長から、生活者の視点から
考えると、プラスチックとは縁が深く、ここまで便利に
なったものを減らすことはなかなか難しいので、
素材段階、製造段階から考えてほしいし、回収の仕方を
製造者責任の形で考えてほしい。との意見がありました。

日本プラスチック工業連盟事務局長加藤様から、解決の手段
としてバイオマスプラスチックが叫ばれているがこれを作るのに
膨大な水と、本来食べられるコーンの粉とかで作っているので
問題である。またコストも5倍くらいかかる。  
バイオマスプラスチックと生分解性プラスチックは違うので
充分吟味して使うべきである。というお話がありました。

消費者グループ連絡会では昨年の消費生活展でプラスチック
問題を取り上げ、いろいろ勉強してきましたが、もはや出口
を止めるしかないのではないかと考えています。

東急ストアでは、他店との状況を見ながら、レジ袋有料化
の流れも踏まえ、レジ袋の削減に取り組んでいます。
 
この活動をいつまでやるのか?と聞かれたりしますが、
生きている限り問題からは逃れられないのですから、
形は違ってもずっと取組み続けます。という熊谷からの
閉会の挨拶で、今年のエコサミットを締めくくりました。
 皆様ご支援ありがとうございました。